心理職、なぜ防御が硬いのか考。
心理援助初学者な学生、吾妻ミイナです。ども。
わたくしめ、ご存知の通り、仕事は看護師、かなりアグレッシブな仕事。故に、心理職の"待ち"が難しい昨今。
おそらく、看護師の基本姿勢は"動く"、その中で"待ち"をたまにする。
心理職は逆なんよ、きっと。
基本姿勢が"待ち"で、たまに"動く"。
わたしゃほんとうにほんとうに、わからなくて、心理職ミイナは、一体何をすればいいのか迷ってる。
おそらくだけど、対人援助職って大きな枠をみたとき、人様がために"動きたい"人たちなんよ。
だけども、あえて"待つ"のが、心理職というチョイス。
でもその、あえて"待つ"ってのが厄介で、『見守りという名の何もしない』にもなる可能性を秘めているというか。
見えやすい身体の不調を扱って、それ故に身体不調のプロがある意味脅しに近いかたちで来談を促せる医療と違って、
心理カウンセリングは、見えにくい心の不調だったり違和感を扱って、心のプロなんて、それぞれがある意味自分の心のプロだし、脅しもくそもなく本当に本当に、来談をクライアントの自主性に任されてるから、来談自体も"待つ"ニュアンスが強い。
来談しよう!て危機感とか、そんなんも、全部クライアントの気付きだとかに任さざるを得ない、となったとき、気付きを促す"動き"を心理職はしないとよな。
でもその"動き"ってむずくね?
「心理テストの結果、こうです、あなたこうした方がいいから、一緒にしましょ」も、なんか押し付けがましいし、禅問答のような素晴らしい質問も、本当人間力すっげぇプロ中のプロしかできないと思うのよ。
んでな、学生時代にきっと、ほんと"無力"ってなっちゃうんじゃねぇか?
対人援助職つきたい!→心理職は待たねば!→なんもできねぇ!なんかするのダメらしいし、怖い!→学習性無力感
というか。
なんかな、心理師さんたち、現場では違うんだろうけど、プライベートになると守り強い人多い(ミイナ統計)なぁとは思ってたん。
学生達も、やっぱ守り強いんよ。なんかな。
ある意味ですごく、すごく上品なんだけど、清濁の濁を扱いたくて、心理職目指したん違うの?とか思っちゃう。そりゃな、知識あるゆえ、色々見えちゃうから、見せるの怖くはなるだろうけども。
看護学生さんは、できないって泣きながらいて、まだずっと愛らしいというか、人間らしいなって。この子達、看護師なってくんだな、って安心する感も。
下手に学生育成みたいなことちょろっと手伝ってしまったからかもだけど、余計に『このまま、みんな専門職なるの?』て思ってしまう。
下手に社会に出ちゃったから、学校に対する期待値が高いのかもしれない。
だけど、いまどき、学校って昔以上に"人格の涵養"の場を担ってない?
特に対人援助職系って。なんとなく。
学校から、すでにつよーい"防御力"培って、無論そうじゃなきゃしんどくもなる部分てあるんだろうけど、時にそれって、停滞を生むよね。
逃げ道は、知識のこねくりまわし。
何言ってっかわかんなくなったけども、駄々こね回してなんぼの人生だぁああああ!と、私、もっとカッコ悪くなろ。
そして、カウンセリング…おこがましいとかそんなん置いて、思ったこと、"裁き"かもしんないけど、伝えよ。
(クライアントさんに、カウンセリング虚しいと言われてしまったミイナ…これ、学校での私じゃん!て気付いたので、熱っぽくブログを書くに至ったという裏事情。)
初心、忘るるべからず。