「走って行ったのは
明日ではなく昨日だったのか
世界を恨んでみても
魂は切り売られていった
たまった膿に漂い
ただ腫らした固い硬い心
さぁさぁ
こえをあげよう
のどをからそう
気づきこそはじまり
ほんものを共有するため」
いまここ、にしか生きれない私。見事にどんどん忘れていく。
「でもあずまさんは、大事なことは忘れないでしょう?」
「ええ、周りの人がほんとたくさん助けてくれてるんだってこととか。」
私が核を掴んで、いきいきいきていくって、そういうことなのかもしれない。
私が傷ついたこと、私が傷つけたこと、ぜんぶ、ありがとう、ごめんね、愛してる、そして、許されているんだってこと。
私が私でいるように、
あなたもあなたでいてほしい、というのはやはり呪いなのだろうか。
あなたのいたい、あなたで、か。
何度でも言うよ。
呪いと祈りは似ているの。