吾妻ミイナ-KICKY

KICKY's blog

夏のおもひで

f:id:this-is-kicky:20230817003130j:image

タイフーンの中、洞川温泉に入ってきた。

入って食べて、のみの旅だったけれども、とっても幸せだった。

 

思ひ出は作ってあげているようで、作らせてもらっているものだなって。

 

我が家の風呂はとにかくカビが発生しやすくて、オキシ漬けしたとしても、すぐカビる。

もういやんなっちゃって、長風呂だった

私が、今の家になってからは、シャワーのみ。

そんなだから、ハーブシャンプーも、ヘナもご無沙汰で、とりあえず、ラウリル・ラウレス硫酸が入ってない系のシャンプーを使っている。

 

久々に洞川温泉で、そうじゃないシャンプーをつかったところ、ソッコー頭かいかい頭ニキビ!になってしまって、相変わらずの体質なんだなって思った。

 

そう容易く人は変わんねぇよ。

 

自分を悪く言う癖、というか。

人の行いを正しく批判するということは難しいね。

いや、でも私も悪かったし!あはは!!が抜けない。

大事な視点だけど、それをわきにおいて、説明しなきゃいけないときもある。

たとえ、悪者になったとしても。

 

私はほんとうに非道く弱い人間だなと思うよ。

 

でもそれでも、生きていくしかない。

 

友達と支え合って、いや、支えてもらってばっかりだったかもだけど、生きてきたから、今、とても、淋しいと思う。

 

肺活量も落ちちゃったしね。

だけど、プールで平泳ぎは、相変わらずサクッと行けるみたいなので、

肺活量も筋肉も、長風呂もヘナも、ちゃんと取り戻していけたらなって。

 

博士後期もあと半期を残すのみ。

向こう3年は、のんびりそういったものを取り戻す生活と、そして博士論文に向けて踏ん張る日々を送りたいな。

はなすということ

f:id:this-is-kicky:20230721111348j:image

けっこうに残っているものなんだね、衝撃をうけたこと、というものは。

 

人身事故車両の二両目に乗ってたことがあるんだけども、そのとき揺れたことだったり、なにより何かかたいものがパシパシと延々と当たる音がしたことを身体は覚えていて。

電車の先頭にのって、ふと怖くなって、胸が痛くなって、息が苦しくなって、気づいた。

 

ひとが恨みつらみ、だったり、しんどく思ったことを蕩々とはなしてしまうのは仕方がないことだって思えるほどに、残るもの。

 

でも、それを、だれに、どうやってはなすのがいいのだろう。

 

カウンセラーは、聴くひと、河合隼雄がいうように『人間理解のプロ』をめざすひと、だから、カウンセラーにはもちろんはなしていいし、カウンセラーとしても聴かせてほしいと思ってる。

 

でもカウンセラーとして聴いていて、友達にはなすことの難しさを改めて感じたりする。自分も含め、振り返る。

みんな言うんだ、友達にいつまでもはなすわけにはいかないから、って。聴いてもらうのも悪いから、って。

 

限度があるっちゃあるのだろうけど、

それを言っちゃあおしまいで。

 

友達ってつらいことも楽しいこともはなすもの、なんだと思う。

楽しいことを共有すること、はもちろんだけど、つらいことをはなす、きく、ことも友情を深める効果がある。

 

トラウマをかかえていないひとはいない、という前提で。

トラウマにふれたとき、ひとはバウンダリーがあやふやになる。バウンダリー、自他の境界。

あふれちゃうものなんだ。蕩々と話してしまうものなんだ。

あえてトラウマをはなすこともあるだろう、でもたまたまトラウマに触れてしまうこともある。

 

トラウマの質量とか、そういったものが、カウンセラーレベルか、友達レベルか、とかはあるのかもしれないけど、それをどうやって判断するのだろう。

 

だれに、どうやってはなすのがいいのか、話を聴いてもらう人の様子だったり、自分なりの決まりごとだったり、で判断するんだろうけれど。

 

はなすことって不自由だなって。

ほんとうのほんとうには、不自由なことなんだろうか。

 

はなす、話す、離す。

きく、聴く、効く。

 

わからないけど、やっぱり聴くひと、になりたいなと思う。自由にはなしてもらうことは、私が自由になることでもあるから。

そのためには、離しておかないと、断捨離しておかないとスペースが、というのはそもそもで強迫的な気もしてくる。

 

効く、ためには、痛いところを知っておく必要はあるとは思う。

 

あふれ

そうなもののはなしかた。

公私共に分析をうけずにいられるようになるのは、いつなんだろう。

 

自由にはなしたいし、はなしてほしいなぁ。

DEPRSSIONみが非道い

f:id:this-is-kicky:20230619103917j:image

久々の投稿になっちゃったよ。

生き延びています、あずまです。

 

体調がとにかく悪い…!

メニエールになってから、初めての梅雨時なんだけど、んまぁキツい。なんだこれ。

めまいぐるんぐるん、吐き気おえおえ。頭いてぇわ、耳おかしいわ。

 

身体の乱れは心の乱れ?心の乱れは身体の乱れ?ためぃごが先かにわとぅりが先か?

知らんけど、知らんけど、全部しんどい!圧迫だよ、圧迫。圧迫でしかないよ。

 

35年の人生を振り返っちゃうわけだ、こういう時。

「揺れ」なんて曲をかつて作っておりまして、かつても非道い回転性めまいに悩んでた時はあったの。

その時は、メニエールとは診断されなかったけれども、なんなんだろうね、めまいってやつは。あぁほんと、膿が出てくる出てくる。

 

揺れて揺れてめまい

揺れて揺れてめざめ

私が縮むよう

過大に過小に微笑みさえ得られれば〜

 

そんなわけで、DEPRSSIONみが非道い。

 

困るよね、大人になればなるほど、人って自分だけのものじゃなくなるじゃない。いや、円か?老人になるほどに、収束していくのか?

 

うつってる場合じゃねぇぇぇぇ、とまたさらに圧迫を自分にかけてしまうのだけれど、

私の人生って何だったんだろう、たくさんのviolenceに晒されてきたなって。

 

そんなこと認めたくもないし、振り返りたくもないんだけれども。

それでたくさん歪んでしまったなって、元々も非定型なんだけれど、さらにさらに歪んでしまっていたんだなって。

 

深い深い意味では完全なる白はないのだろうけど、自分だけは自分が白だったと認めることを許してあげたい。

ランドセルを背負っていた私に許してあげたい。

 

世代が移り変わっていくのを、子育てをしていると感じる。

子ども達には、私のような思いはさせたくないなと思う、けれど、不穏な世の中に不安が募る。

 

未成熟な、傷ついたままの私が子育てをしていることにも、不安が募る。

 

あぁほんと、DEPRSSIONみが非道いよ。

五月蝿い

f:id:this-is-kicky:20230515234239j:image

 

気付けば5月も中頃。

GWは光の矢の如く過ぎ去り。

 

一番嫌なこと、がひとまず終わった今日。(また7月にくるけれど)

 

論文が間に合わない。

間に合わないんだ、1週間じゃ、書き終えれない。

 

論文しかり、曲しかり、何かを創造しようとすると、私の脳内は騒がしくなるんだ。

 

おまえにさいのうはないよ

にばんせんじだよ

おもしろみがない

ちせいをかんじない

 

そう、批判の声だ、自己否定の声だ。

 

何かを作るときは、まずその声と戦って、それから作ることに着手することがやっとできる。それ以降は溢れて溢れてとまらなくなるのが常なんだけれども。

 

1週間、足りない。とてもじゃないけど、足りない。私は一体何をしていたんだ、そう、疲れ切って、今日を迎えるためにうんざりするほどエネルギー浪費して、疲れ切って、いた。

 

だだもれ、だから。もうほんといい加減。

 

『私知ってるフリするわ

あなたごとき全て

私知らないフリするわ

煩悩ごとく狙って

 

目を凝らしても

クソにはそれしか集らない

私はろくでなし、そうろくでなし

 

ざわつく視線を遮って

私はおおきく腕を振る

あっちへ行って、あっちへ行って!』

 

五月の蝿だわよ、まったく。

 

落ち着かないかなぁ、落ち着いたら歌いたいんだよ、ほんとうに。

 

もうね、まじでふぁっくおふなんだよ。

 

論文?あぁそう、論文の話だったわね!

…ふんばるしかない。自己否定の声なんかに負けてたまるかってんだよ。

 

お喋りがしたいんだ

f:id:this-is-kicky:20230428220835j:image

Not just anybodyだけどね。

 

幼い頃、型抜きだったり、射的やくじ引きよりも、私はあんず飴やソースせんべいを選ぶ子だった。確実に満足を得られるものを、と思っていたの。

 

プロセスが楽しいとかいらないから、すぐにまちがいなく私を満たしてくれるものがいい!そうすぐに!

 

角砂糖をぼりぼり食べちゃうくらい、私はいつも確実で即効性のある満足を求めていたように思う。

…最近、和三盆をいただいて、久々に砂糖をそのまま摂取してたりするんだけど、がっつん!くるね、あれは。角砂糖の箱食いとかしてたの、マジで信じらんない。

 

なんだったんだろうな、って思う。

痺れさせていないと、立っていられなかったんだろうな、なんて思う。

 

そんな私だけど、昔からお喋りは大好きで。

本質はちっとも外向的じゃないけれど、お喋りはクセになる。遅効性なのにクセになる。

しみじみ、楽しい時間を誰かと過ごすのがたまらなく尊い…!

点と点、瞬間と瞬間が線になって幸せなところが、お喋りの素敵なところ。

 

誰かをわかりたいし、なにより誰かにわかってほしいっていうのは、きっと根源的な欲求なんだろう。

 

エーリッヒフロムのいう、融合、欲ね。

『だれしも世界を所有していて、融合することはないけれど』ってな。

 

人と接すること、はやめちゃいけないなと思う。

 

依存症は孤独の病とはよくいうけど、

私のシュガーホリックは、やっぱり淋しい時に激化するんだと思う。

 

体重が爆増え、妊娠以外でこんな体重みたことない、状態の今は、きっとちょっと淋しかったんだろうな。

(お薬の影響が多大なところもあるんだけれど)

 

そして、よくわからないところにエネルギーを奪われてしまって、とにかく疲れ切ってしまっている悔しさ。悔しくて悔しくて悔しいんだ私は。共通言語がないって今更ながらに気付いたときの絶望感たるや。

 

だからこそ、ほんとうに軽やかに、時に真剣にお喋りがしたいんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

紫の夜

f:id:this-is-kicky:20230418121535j:image

『Please open the window…!

頭が割れそうに痛むのよ。』

 

禁煙していったいどれくらいたっただろう。

2019年の8月からだから、今4年目になるの?

 

そんなにたってもなお、私はやっぱり煙草を飲む夢をみる。

 

肺が苦しい感じを思い出して、欲求を抑えるけれど、煙がもあぁって、あるいは、ふうぅって出る感じであったり、深呼吸ができる感じが恋しい、味も恋しい(アメスピ民)。

 

でも一番恋しいのはなんだろうって思った時に、一服している時間、なんだと思う。

 

孤独。

 

その瞬間、孤独なんだよね。すごく。

寂しい淋しい、の孤立感ではなくて、いい孤独。

 

ぽつねん、と煙を飲んだり吐き出したりしている私が、いる。

 

とか書いてるとさ、恋しくなっちゃうんだけどさ!いや、いまじゃねぇ、いまじゃねぇよぅ!

 

でもずいぶんなくても大丈夫になったな。

静かな時、が増えたんだと思う。

 

『こじあけてこじあけて

手に入れるの孤独を…!』(A.I)

 

滲む血

f:id:this-is-kicky:20230409023350j:image

ちょっと前から思いついたように、ピアスの拡張をしている。

 

こうありたい、と自傷、のグラデーションがもしあったとしたら、少し自傷のかほりが強い気もする。

発端はホールトゥしたくてはじめた拡張だけど、拡張のペースを予定してたよりも早めてしまったの。…頑張ってもいいけど、無理はダメだよってばっちゃんがあんなに言ってたのに…!

早くリトルセブンの可愛いピアスをホールトゥしたいってのもあるけれど、むしゃくしゃしたから、なんて理由で拡張を進めてしまったり。

 

行動化。

 

4G、5mm。

私は語呂合わせがとても好きで

6G、4mmも迷ったけれど、虫の世界より死語の世界に想いを馳せることにした。

 

ピアスの数を一時期減らしたのに、また増やしてしまっているのは、増やせる環境にいるってこともあるけれど、どこか自分を追い込んでいるところもあるように思う。

 

戻れない、のか戻りたくない、のか。

組織に勤めることが嫌で仕方がないのだろうか、病院勤めしたくないのだろうか。

 

こう書くと、非道い行動化のようにも思えてくるな。そしてそれを教育分析の先生に言わずにいる。

 

うあー、修行つらい。つらいなぁ。

でも修行するしかないなぁ。

 

あと一年、私は臨床心理学の学生さん。

あと一年で、スコレーも終わり。モラトリアムも終わり、かな?

 

モラトリアムじゃぜんぜんなかった気もするけどね。

そりゃそーだ、あたしゃもう立派に大人だ。

我が子がそう、させてくれているんだから。

 

大人なんだよって、大人になったんだよって、血を滲ませてさ、次の桜まで、頑張る。